やっぱり、エックスサーバー(Xserver)が良さそう
色々、Wordpressサイトの運用をしていると、エックスサーバー(Xserver)が良いと言う結論になってしまいます。
お名前.comでドメインを新規に取得すると、利用するレンタルサーバーについての売り込みが表示されます。
ついでにと、お名前.com(共用サーバーSD)で、Wordpressを利用しようと申し込んでしまうのですが、結局後で使いにくいと感じ始めてサーバー移転となることが何回かありました。
今回も、wordpressサイトの運用をしていたのですが、とにかく、サーバーの反応が遅い。それと、wordpressのメニュー画面を登録しようとしても403エラーが出て更新出来ません。色々やってみましたが、どうもうまく行きません。
使い慣れた、エックスサーバーはやはり最強かも・・・
エックスサーバーは、管理画面も使いやすくサポートもしっかりしています。特に色々、カスタマイズしてみたいとか考えている中級者以上の方には、十分満足させてくれるレンタルサーバーだと思います。
今回もWordpressのプラグインDuplicatorを使いお名前.comのレンタルサーバーから、エックスサーバーへの移転(引っ越し)をします。その時の備忘録です。
プラグインDuplicatorを使ってWordpressサイトをお名前.comからエックスサーバーへ移転する方法。
WordPressのサイトは、Duplicatorを使えば、大きなサイトで無い限り、エラーもなくきちんと簡単にサイトを移転させることが出来るとても便利なプラグインです。
ネームサーバーの設定をXserverの指定に変更
必須のポイント
ネームサーバーの変更をしないと、duplicatorを使っての移転が基本的に出来ません。(あるみたいですが複雑そうです)ただし、お名前.comからエックスサーバーに変更する場合、サイト表示の空白が生じる可能性があるので注意が必要です。ネームサーバーの変更が完全に反映されるまでには一定時間必要になります。
通常は、サイト移転をさせる時は、空白を無くす必要があります。
Xserver↑のサイトより・・・
移転前は、お名前.comのネームサーバーを使っているので、サーバーの移転を伴う場合は、ネームサーバーの変更が必要です。
エックスサーバーのネームサーバーを変更は、こちらで確認できます。ドメイン管理をしているところで変更をしておいてください。
移転元wordpress側でDuplicatorをプラグイン検索してインストール
Duplicatorをインストールしたら有効化
左側にDuplicatorのtabボタンが表示されるのでこれをクリック。
二つのファイルinstaller.php とarcaive(データが圧縮されたファイル)の2種類が出来ます。
CreateNewをクリック
Step1 Package Setup
ファイル名などを設定し、問題なければ、Nextをクリック
Step2 SystemのScan
SystemのScanをします。問題なければ、Buildをクリック
Step3 Build
insaller.php と、データの入ったArchive圧縮ファイル(zip形式)が出来ます。これら2種類のファイルを、一旦ローカルのPCにダウンロードします。
インストールしたい新しいサーバーにデータをアップロード
インストールしたい新しいサーバー(今回はエックスサーバー)の設置したいディレクトリ(フォルダ)に、insaller.php と、ArchiveファイルをFTPソフトでアップロードします。
FFTPの場合。
この後は、インストール側のサーバー(Xserver)での設定になります。
移転される側の準備(今回はエックスサーバーでの準備)
受け入れ側のデータベースの準備
事前に、空のDB(データベース)の準備が必要になります。最近のエックスサーバーなどのレンタルサーバーでは、wordpressの自動インストール機能が用意されていますが、Duplicatorではこれは基本的には使いません。
ワードプレスのファイル等は先程の2つのファイルに入っているので、事前にフォルダの中にwordpressをインストールする必要はありません。ただし、wordpressを受け入れる空のDBだけは準備をしておく必要があります。
INSTALLER ERROR:
A wp-config.php already exists in this location. This error prevents users from accidentally overwriting the wrong directories contents. You have two options:
- Empty this root directory except for the package and installer and try again.
- Delete just the wp-config.php file and try again. This will over-write all other files in the directory.
今回は、エックスサーバーなので、管理画面のデータベースの「MySQL設定」で「MySQLの追加」と「MySQLユーザの追加」をしてあげて下さい。準備していない場合は、先に用意しておく必要があります。
MySQLデータベースの追加
データ(MySQLのホスト名)をメモしておきます。これを、次のステップで使用します。
インストールのためのデータをFTPでアップロード
ダウンロードしたデータファイルとinstaller.phpをFTPソフトで、新しい移転先サーバー(今回はエックスサーバー)にアップロードします。
FTPでアップロードが終わったらアップロードしたフォルダにある、URL http://yourdomain.com/installer.phpを、ブラウザーで開きます。yourdomain.comの部分は適宜変更して下さい。
Step 1: Deploy Files & Database
下記画面が表示されます。4か所に必要データを入力しTest Connectionをクリック。
エラーが出るかをチェックし何も無ければ、 have read all warnings & noticesにチェックしRunDeploymentをクリック➡OK
Step 2: Update Files & Database
新しい、セッティング環境などを確認。問題なければ、RunUpdateをクリック。
Step 3: Test Site(FINAL STEPS!)
完了するとこちらの画面↓↓が表示されます。Test Siteをクリックすると、データが完全にコピーされて移行されていることが確認できます。
ここで、重要なのが3番目の Security Cleanup です。これをクリックすると、先ほど移転のためにサーバーにアップしたデータなどをきれいに削除してくれます。また、ローカルに保存しておけば、移転時点でのデータのバックアップとして利用することも可能です。とりあえず、サーバー上には、残さないようにしておきましょう。
まとめ
これで、Duplicatorを使っての移転は、すでに今年2回目になりました。2回とも、エラーもなく簡単にサーバーの移転が出来ました。
両サイトとも、それほど大きなサイトではないので、データ量も少ないためかスムーズに行きました。
Dupalicatorを使った時のデータ移行時のタイムラグについて
あとは、ネームサーバーを移転する時にどうしても、次のサーバーとの重複期間を設ける時に、
URL http://yourdomain.com/installer.phpを、ブラウザーで開く時に前のサイトを見に行ってしまうので、新しいサーバーへの読み込みが、完全に移転してからでないと出来ない事です。
多分これを、解消するためには、例えばエックスサーバーでは、動作確認URLが用意されています。これを使えば、ネームサーバーを移転した時に、キチンと新しいサイトで表示されるかを確認することが出来るので、installer.phpを走らせる事が出来れば、タイムラグを生じさせず移転できそうな気がしています。次回は、やってみようと思います。
例えば http://〇〇〇〇〇.com.check-xserver.jp/➡これで、通常は、ネームサーバーの切替)する前にサイト内容を確認ができます。
http://〇〇〇〇〇.com/installer.php.check-xserver.jp/ ➡こんな感じで出来ないのかと・・・まあ、やってないので出来るかどうかは全く分かりません。時間とタイミングが合えばやってみます。